災害時に役立つハザードマップ!自宅や職場で確認したことは?

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自然災害に遭ったときは、正確な情報を把握して適切な行動をすることが望まれます。そのためにも、ハザードマップの存在は大きく、普段から知っておくことが大切です。しかし、まずどれだけの人が把握しているのか気になるところです。

そこで、自宅や職場でハザードマップを確認した経験があるかについて、男女100人のみなさんにお話を聞いてみました。

もしものときの防災グッズ!あなたは準備してある?
【質問】
ご自宅や勤務先のハザードマップを確認したことがありますか?

【回答数】
ある:52
ない:48


■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年01月04日~2017年01月18日
■有効回答数:100サンプル

ハザードマップの確認経験がない!目にする機会がない人も

アンケートの結果、ハザードマップを確認した経験のない人が少し多いことがわかりました。

・どこで見られるのかわからないし、それを見たとしても非常に大きな災害時には諦めるしかないと思うからです。(20代/男性/自由業・フリーランス)
・自宅や勤務先でハザードマップを確認する機会がないので確認したことはないです。(20代/女性/契約派遣社員)
・ハザードマップはすぐに見れるところに置いてますが、確認したことはありません。(40代/男性/会社役員)
・自宅の回りはよく知っているけど、会社の周りのことは確認したことがなかった。(20代/女性/パートアルバイト)

こちらの回答者の中には、ハザードマップの入手方法がわからない人もいるようです。ハザードマップを目にする機会がない人や、手元にあっても目を通したことがない人がいることもわかりました。自宅周辺情報は把握していても、職場のまわりについては知らないとの意見も寄せられています。

また、ハザードマップに接する機会が少ない人、いつでも確認できる人など、置かれた環境は人それぞれだと言えるようですね。大きな災害時にハザードマップは役立たないとの考え方もありますが、普段から積極的に情報収集をすることで迅速な行動が可能になるのではないでしょうか。

どれが効果的?防災のための地域コミュニティ

ハザードマップを確認・有効活用している!仕事上で必要な人も

一方、ハザードマップの確認経験を持つ人の意見にも注目されます。

・子供が学校からよくもらってくるので、ちょくちょく見るようにはしているから(30代/男性/会社員)
・自治体で配布されているハザードマップを見ながら家族で逃げ道や避難先など話し合ったりしてます。(30代/女性/専業主婦)
・自宅のあるマンションでは受付カウンター、横に大きいハザードマップが貼ってあります。公民館の方が持って来てくれたそうです。(60代/男性/無職)
・自宅にも自治体が作成したものがありますし、会社にも同じものがあります。ビジネスホテル勤務なので、避難、誘導の義務もあり必ず確認しています。(40代/男性/会社員)

学校で配布されるものに目を通したり、自治体作成のものを元に避難方法を家族で話し合ったりするなど、ハザードマップを有効活用している様子が見て取れます。マンションなど、自治体ぐるみで防災意識を高めているところもあるようです。

また、災害時には誘導の義務があるため、ハザードマップの確認を重視する人がいることもわかりました。このように、仕事でハザードマップの確認が必要な人はもちろんですが、そうでない人も、家庭や職場で災害時の具体的な対策をしておくことが大切だと言えるようですね。

どれが効果的?防災のための地域コミュニティ

災害時に慌てないためにもハザードマップの確認をおすすめ!

アンケートの結果、ハザードマップの確認経験を持たない人が少し多く、全体の52%になることがわかりました。ハザードマップを手にする機会がない人や、有効活用していない人もいるようですね。

一方、ハザードマップを確認したことがある人は、避難経路や避難先について家族で共有するなど、積極的な姿勢がうかがえます。災害時に慌てないためには、ハザードマップの内容を把握することが重要と言えるようです。加えて、日頃から避難グッズを用意するほか、隣近所との交流を深めておくことをおすすめします。

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