災害時に備えて!対策グッズにどれくらいお金をかけるべき?

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日本は台風や地震といった災害による被害を受けやすい国です。そうした環境で暮らしていく上で、災害対策のグッズを揃えておくことは重要です。しかしどの程度お金を費やすべきなのかは、意見が分かれるところではないでしょうか。そこで今回のアンケートでは、防災グッズにどれくらいお金をかけるべきかについて意見を募りました。

災害時に備えて!対策グッズにどれくらいお金をかけるべき?
【質問】
防災グッズの予算は?

【回答数】
5,000円未満:43
5,000円以上、10,000円未満:48
10,000円以上:9


■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年12月05日~2016年12月19日
■有効回答数:100サンプル

命に関わることなので、1万円近くは費やしたい?

アンケートの結果、最も多く集まったのは「5,000円以上、1万円未満」という意見でした。

・コンロとか色々考えると、1万はいってしまうと思う。それ以下だとあまりそろわない。(30代/女性/専業主婦)
・10,000円あればちゃんとした物を買えるので予算は10,000円以内です。(30代/女性/専業主婦)
・5,000円から10,000円くらいで、ある程度必要なものは買えると思うので。(20代/男性/自由業・フリーランス)
・あまりにも安いものだと、イザというときに使い物にならないと困るので。(50代/男性/専業主夫)

災害に備えるとなると防災グッズの準備に1万円近くかかるという意見が見られます。これまで日本では多くの災害が発生していますから、そうした情報に沿ってグッズを準備すると、それなりの額が必要になるということなのでしょう。災害に対するきちんとした危機意識が見て取れますね。また、安いものだと使い物にならない可能性があるという意見もあります。防災グッズの値段はピンキリで、安く揃えようと思えばかなり安価で準備できるのかもしれません。もちろん安くても良質な商品はありますが、命に関わることなので、ある程度高額なもののほうが安心感を得られるのではないでしょうか。

災害時に備えて!対策グッズにどれくらいお金をかけるべき?

災害は怖いけれど日々の生活も重要!

2番目に多かったのは「5,000円未満」という意見でした。また「1万円以上」という意見もいくつか見られました。

・防災グッズセットで購入しようとすると高価ですが、単品で揃えていくと、結構安くすむものです。(50代/女性/専業主婦)
・必要最低限の物品で比較的安いものを購入していったらこうなりました。(30代/女性/パートアルバイト)
・必要最低限のものがあればよいと思う。必要以上にお金はかけたくない。(20代/女性/無職)
・食料、懐中電灯、笛、携帯トイレなど用意すると一万円以上かかった。(20代/女性/会社員)
・命にかかわることですから、金額の設定はできませんが、あえていうなら5万くらいですか。(40代/男性/自営業(個人事業主))

安い物を選ぶことで、防災グッズを安価で揃えることができたという意見が見受けられます。安くて品質のしっかりした商品を厳選して集めていけば、低予算で準備できるのかもしれません。これは目利きや情報収集に自信のある方からの意見なのでしょう。一方で、一通り揃えるのに1万円以上かかったという声もあります。災害時の状況をどのように想定しているかで必要な物量も大きく変わってくるようです。避難所が機能していないような環境を想定した場合、大量の食料品や燃料が必要になるのでしょうね。

災害時に備えて!対策グッズにどれくらいお金をかけるべき?

災害は怖いけれど日々の生活も重要!

防災グッズをしっかり準備したいものの、日々の生活もあるので大金は投入できないという意見の方が多かったようです。災害の恐ろしさをよく理解できているけれども、いつ来るかわからないもののために日常生活を犠牲にはできないということなのでしょう。また、安価で高性能な商品を選べば低予算でグッズを揃えることも可能なようですが、経済的に苦しくて仕方なく安い商品で我慢しているという場合もあるのではないでしょうか。命に関わる問題なので、お金に余裕があればできる限り防災グッズを豊富に準備しておきたいというのが本音なのかもしれません。

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