リュック型防災グッズはおしゃれなデザインがいい!選ぶメリットとは?

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災害から身を守るために活躍するのが防災リュックです。
防災リュックのなかには、災害時に危険から身を守るためのグッズが詰められています。しかし、持ち運び用のリュックが使いづらいと、身動きが取りづらくなってしまうことも考えられます。災害時にもスムーズに持ち運びやすいよう考慮して作られたリュックには、どのような工夫がされているのでしょうか。今回は、防災リュックがおしゃれなほうが良い理由と、防災リュックの機能性についてご紹介します。

☆防災グッズのリュックがおしゃれなほうが良い理由

防災リュックは避難をする際に必要な用品を入れるためのものです。
「防災リュックにおしゃれな装飾や配色は必要ない」と考える人も多いでしょう。しかし、防災グッズを収納するリュックは、おしゃれで明るい色をした製品が適しています。なぜなら、黒や落ち着いたトーンのリュックは、暗闇で見えにくいためです。災害に遭ったときには夜間の移動を余儀なくされる場合もあるため、ダークトーンのリュックは見えにくく危険を伴います。

また、暗闇のなかで別の防災リュックと取り違えてしまう可能性もあります。明るい色合いのリュックを防災リュックとして使用することによって、暗闇のなかでもリュックを見付けやすく、背負っている人を判別する目印にもなります。

また、おしゃれで洗練されたデザインのリュックは、部屋のなかに置いていても浮きにくいと言えます。いつでも手に取れる位置に飾っておくことによって、有事の際にもさっと手に取りやすいのです。心身共にストレスを抱えやすい環境下では、洗練されたデザインが心に安らぎを与える効果も期待できます。

防災リュックのなかには洗練されたフォルムを実現しつつ、使いやすさを追求した製品などもあります。持ち運びがしやすいように工夫されたデザインは、性別を問わず使いやすいです。

リュック型防災グッズはおしゃれなデザインがいい!選ぶメリットとは?

☆おしゃれなだけじゃない!防災グッズのリュックは機能面も優秀

防災リュックに使われる素材は、特殊な加工がされているものも多くあります。

特殊な加工の1つとして「防火加工」が挙げられます。地震が起こったときの二次被害として起こりやすいのが「火災」です。防災リュックのなかには、特別な環境のなかで生活するために必要な防災グッズが入っています。

しかし、避難時に火が燃え移ってしまう可能性も考えられるのです。また、防災リュックのなかには高い防火効果を持つ「ターポリン生地」を使用したリュックなどもあり、火の手から大切な防災グッズを守る効果があります。

次に挙げられる特殊加工として「防水加工」が挙げられます。防災グッズのなかには、食料や着替え、赤ちゃんがいる場合は子供のおむつなど、水に濡れると使用できないものも含まれます。水による被害からグッズを守るために、撥水・防水加工が施されているのです。万が一、水に落としてしまったときのために、水に浮かぶように加工が施されているリュックもあります。

また、リュックの外面に蛍光テープが施されている製品などもおすすめです。これは暗闇でも、自動車などに自分の存在を知らせること以外に、ポケットの位置や取り出し口を分かりやすくするための工夫というメリットも兼ねています。

☆リュックは1人1つがいい!家族でおそろいもカワイイ

家族が防災グッズを用意する場合、1人1つのリュックを用意するのが良いでしょう。

家族全員分の防災グッズを1つのリュックに収めようとすると重くなってしまい、背負う人の負担が大きくなるからです。また、迅速な非難を妨げてしまうおそれもあります。家族1人1人に防災リュックを用意する場合、注目したいのがリュックの幅です。リュックの横幅が背負う人の肩幅より広くなってしまうと、体に負担がかかりやすくなります。肩幅の広さは性別、年齢によっても違いがあるため購入時にはサイズを確認しましょう。

男性の場合は女性より多くの防災グッズを運ぶことも考えられるため、安定しやすい太めの肩ベルトのリュックがおすすめです。肩への負担を和らげ、スムーズに荷物を持ち運びやすいと言えます。一方、女性の場合はポケットがたくさんついたリュックが使いやすく、おすすめです。女性のスキンケア用品や、衛生用品などを小分けにして収納でき、コンパクトにまとまりやすいという特徴があります。子供用の防災リュックは、できるだけカラフルな配色のものを選ぶようにしましょう。

暗闇でも目立ちやすく、迷子を防止することができます。市販のリュック型防災グッズのなかには、親子でお揃いにできる製品なども用意されています。

リュック型防災グッズはおしゃれなデザインがいい!選ぶメリットとは?

☆リュックはどんなデザインがおしゃれで機能的?

防災リュックに適したデザインとしておすすめなのが、外側にポケットが付いているタイプのものです。

防災リュックのなかは、たくさんの防災グッズが詰まっており必要なものがさっと取り出せない場合もあります。外側のポケットには使う頻度の多いものや、けがの治療に使用する用品などを入れておくと安心です。絆創膏や消毒液など、軽いけがの治療に使える用品などを入れておくことによって、緊急時にもさっと治療しやすくなります。

日常的に使用している薬などがある場合も外側ポケットに収納でき、いつでも手軽に使用できて便利です。また、ペットボトルホルダーが付いている防災リュックも使いやすいタイプです。喉が渇いても、リュックを開ける必要がなくさっと水分補給ができるのが特徴です。

防災リュックの機能的なデザインとして、反射加工が施されている製品が挙げられます。反射加工が施されているリュックは、暗闇でも目立ちやすく安全に移動できます。見た目のアクセントにもなるため別の防災リュックとの見間違いを予防できる効果もあります。迷子になりやすい子供や、はぐれてしまいやすい高齢者にも適したデザインです。

☆まとめ

防災リュックを選ぶ際には、サイズ感だけではなくデザインや配色にも注目したいところです。おしゃれなリュックを持つことは、災害時に気分が落ち込むのを防止するだけではありません。カラフルな配色や蛍光加工は暗闇でも荷物を見分けるのに役立ちます。荷物が多いときには、ポケットがたくさんついたデザインのリュックを選ぶと便利です。おしゃれなデザインの防災リュックで災害に備えましょう。

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