一人暮らしの高齢者におすすめの防災グッズとは？

そこで一人暮らしの高齢者の防災対策におすすめの防災グッズを紹介します。

笛を吹き続けると体力が消耗…鈴も準備

笛は一人暮らしの高齢者にとって適した防災グッズの一つと言えます。しかし防災グッズとして鈴も準備しておいたほうがよいでしょう。

一人暮らしの高齢者が自宅で災害に遭遇してしまった場合、逃げ遅れてしまうことも少なくありません。しかし、このような状況になると非常に危険です。例えば、火災に遭遇して逃げ遅れた場合、フラッシュオーバーによって発生する一酸化炭素を吸ってしまい、命に関わります。そのため、一刻も早く助けを呼ぶ必要があるのです。笛を吹けば音が出るので、自分の存在をまわりの人に知らせることができ、短時間での救出につながります。それによって自分の身を守れるので、防災グッズとして笛を持っておくと効果的です。

ただ自分が自宅で災害にあった時、近辺に人がいない場合もありえます。このような時、笛を吹き続けなければなりません。しかし笛を吹き続けると体力が消耗します。笛を吹く場合、腹式呼吸をしますが、これによって体力が奪われてしまうのです。体力が低下している高齢者は笛を吹き続けるのは難しいので、笛だけでは防災対策に不安が残ります。しかし鈴があれば振るだけで音が出るので、体力を要しません。笛の他に鈴を防災グッズとして備えておけば、万全の対策ができるのです。

洋服感覚で着られる防災ベスト

防災ベストも一人暮らしの高齢者におすすめの防災グッズです。

洋服と同じような感覚で着られるので、手軽に利用することが可能です。防災ベストのメリットとして、着ても重さを感じないことがあげられます。人間の体を守る防護服は厚くできているので、その分どうしても重さを感じます。そのため、高齢者にとって負担を感じてしまう場合も少なくありません。ですが防災ベストの場合、自分の着ている洋服と一体化した感覚があり、必要以上に重さを感じないのです。重さを感じないので体への負担も少なくなり、高齢者でも無理なく利用できます。

また防災ベストにはいろいろな場所に収納ポケットがついているので、他の防犯グッズを入れておくことが可能です。災害にあった時、防災ベストの収納ポケットからすぐに防災グッズを取り出せます。震災や火災などの災害から自分の身を守るには、素早い行動が何よりも重要です。洋服と同じように着られて、重さを感じない防災ベストがあれば、素早く災害から避難することができるでしょう。洋服と一緒にハンガーで保管できるので、防災グッズとして用意しておきたいところです。

腰が痛くならないように…エアクッション

体への負担を軽減できるエアクッションも、高齢者の防災グッズとして役立ちます。

高齢者の中には、腰痛に苦しんでいる人も少なくありません。人間は加齢により、椎間板、軟骨、関節などに変化が生じます。それにより腰の部分の神経や筋肉などに痛みが生じるのです。一人暮らしの高齢者が災害に遭遇し、避難先での生活を強いられた場合、体への負担も大きくなってしまうでしょう。それによって腰痛が悪化してしまうかもしれません。しかしエアクッションがあれば、腰痛対策をすることができるでしょう。エアクッションを使用することで温熱効果を得られます。それにより血流がよくなり、腰回りの筋肉の凝りを解消することが可能です。

また椅子の上にエアクッションを敷いて座ると姿勢が自然に矯正されます。腰痛の原因の一つに姿勢の悪さがあげられますが、これを解消できれば、痛みを和らげられるのです。それからエアクッションの種類によってはソフトな押圧効果を得られるものもあります。腰への軽いマッサージになるので、高齢者の防犯グッズとしてこのタイプのエアクッションがおすすめです。

参考URL
http://www.nhk.or.jp/sonae/special/kasai/index.html
http://www.kunizakinobue.com/goods/bosai_vest.html
http://www.mlab.ne.jp/columns/bousai03_20120912/
http://kk-oct.com/yuragi/
http://www.skincare-univ.com/article/011217/