防災で不安を払拭!地震や天災への対策はしている?

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地震や台風、火山の噴火など、諸外国と比べて日本は自然災害の多い国です。

万が一のことを考え、いろいろと対策を考えている人は多いのではないでしょうか。防災のためにできることはいろいろとありますが、そのひとつに非常用の持ち出し袋があります。もしものときのために中身は充実させたいところですが、何が必要なのだろうかと不安に思う人もいるでしょう。

そこで今回は、非常用袋に関するアンケート調査をしてみました。

 防災で不安を払拭!地震や天災への対策はしている?
【質問】
地震などの際に備えて用意しておく非常用持ち出し袋を作るにあたり、内容や容量などについて不安に思った経験はありますか?

【回答数】
はい:79
いいえ:21

8割近くの人が不安を抱えているようです。

・非常食や水をどれくらい用意しておけばいいか悩みました。多くても持ち運びや維持管理も大変になるためです。結局、市役所発行のパンフやインターネットで調べて3日分を用意しています。(30代/男性/正社員)
・大人4人家族なので食料をどれくらい用意すればいいのかよくわからない。あとは季節によって袋の中身を変えるべきなのかも考えどころです。(20代/女性/専業主婦(主夫))
・いつも不安です。あれもこれもと詰めていてはいざという時に重くて持ち運べないし、かといって少なすぎるともっと食糧を入れておきたくなります。(40代/女性/専業主婦(主夫))

「何」を「どれだけ」準備するべきなのか、多くの人が悩んでいるようです。

家族構成によって、また季節によっても必要なものは変わってきますから、いつでも安心できるものではないのでしょう。物資は多ければ多いほど安心ですが、そうなると重くなってしまいとっさのときに容易に持ち出すことが難しくなります。

内容の充実度と持ち運びのしやすさ、どちらも軽視できないだけに悩む人が多いのでしょう。
一方、特に悩みはない人も2割以上いました。

・何ヶ月にも渡り非常時は続かないと思っていますので、 最小限度だけは揃えています。(50代/男性/個人事業主)
・一番大事なのは命なので、最低限の食料と衣類くらい あとは通信用の携帯があれば大丈夫と判断している(40代/男性/正社員)
・厳選して、入れる物を選んでいますので、迷いはありません。あとは実際に起きた時の対応次第だと思います。(40代/男性/正社員)

こちらを選んだ人の回答には、「最低限のものがあれば」という記述がチラホラ見られました。

あれもこれも、と求めるのではきりがありませんから、自分なりに優先順位を決めているのでしょう。緊急時ですから、中には「命さえあれば」と割り切っている人もいて、何を良しとするかはそれぞれの考え方次第だということがわかりました。

あなたならどうする?しっかりと優先順位を決めよう!

今回の調査では、非常時用の持ち出し袋に対しては何らかの不安や危機感を抱いている人が多いことがわかりました。

アイテムを充実させたいと思いつつも、持ち運ぶことを考えたらあまり量を多くするわけにもいかず、そのバランスが難しいようです。自分の命に関わるかもしれないことですから、なかなか不安が払拭されることはないのでしょう。一方、少数派ながら特に心配はないと答えた人もいました。

いずれにせよ、非常時に何もかもを充足させることはなかなか難しいですから、優先順位をしっかりと決めることが重要といえるのではないでしょうか。

■調査地域:全国
■調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49 50 – 59
■調査期間:2017年07月13日~2017年07月27日
■有効回答数:100サンプル”

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