意外とコレがおすすめ!備蓄しておきたい非常食

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自然災害がいつ起きても大丈夫なように、家で非常食や飲料水を備蓄することが一般的になりつつあります。いざ非常食を揃えようと思ったときは、それぞれの家族の人数や好み、栄養面などを考えて準備するのではないでしょうか。

非常食といえば乾パンくらいしか思いつかない、というのはもったいないこと。非常食にはさまざまなものがあります。非常食が充実していると、それだけで気持ちが落ち着ける可能性が高いので、非常食選びはしっかり行いましょう。災害時には、精神的にも、体力的にも不安になるものです。このような非常の場合に備えて、健康に乗り切れるようにしたいものです。

野菜不足解消に…野菜スープや野菜ジュース

非常食を備蓄するときは、日持ちのするものや、缶詰、レトルト食品がおなじみなので、気付いたら同じような食材になってしまった、経験はありませんか。

炭水化物系の非常食は備蓄している方も多いようですが、忘れがちなのは野菜です。野菜は普段新鮮な状態で食べるので、備蓄するというイメージがあまりない方もいるでしょう。

しかし、災害時にはライフラインが数日間は止まることも想定されます。流通もストップしてしまうと、野菜が手に入らないことが容易に想像できます。野菜不足になってしまうと、便秘や体調不良になる可能性があります。ただでさえ不安な状態で、体の調子が悪くなるのはできれば避けたいものです。そこで非常食として野菜を備蓄することをおすすめします。

調理ができないけれど大丈夫?という心配もありますが、火を使わなくても常温で食べられる野菜の非常食には、長期保存が可能な野菜スープなどがあります。かぼちゃやトマトなどの緑黄色野菜、豆などを使った多くの種類のスープがあります。化学調味料などが入っていないものは、子どもから高齢者まで安心して栄養を補給することができるでしょう。もっと手軽に野菜を摂りたいときには、野菜ジュースもおすすめです。

意外とコレがおすすめ!備蓄しておきたい非常食

タンパク質補給に…サラミやビーフジャーキー

非常食で気にしておきたい栄養面で、もうひとつ忘れがちなのがタンパク質の補充です。

特に大きな災害時には肉や魚を調達して調理するのは難しい状況になります。タンパク質の中でも、動物性のものは災害時に手に入りにくいため、非常食の備蓄を考えるときには肉や魚の缶詰をそろえておくとよいでしょう。保存期間も長いのでおすすめです。しかし、缶切りが必要なのに見つからない、お皿やフォークなどが手元にないということも考えられます。そこで、非常食として、サラミやビーフジャーキーなどの乾燥保存食も備蓄しておくことをおすすめします。

災害時には、しっかり噛む食品が手に入りにくいこともあります。サラミやビーフジャーキーをゆっくり噛むことで、満腹感も得られるでしょう。袋に入っているものを備蓄しておけば、道具を使わなくてもすぐに食べることができます。非常食の備蓄が少ないときや、炭水化物に偏りがちな食生活になってしまっているときは、ちょっとした気分転換になります。さらに、賞味期限をチェックして期限が近づいたときには普段の生活の中でも食べることができます。

意外とコレがおすすめ!備蓄しておきたい非常食

癒し効果もある!甘いもの

災害が発生すると、状況により避難所に行くこともあれば、自宅で備蓄している非常食で乗り切ることもあるでしょう。

どちらの場合も普段の生活とは違うためストレスがたまりますし、心も体も疲れてしまいがちです。特に普段からおやつを食べる習慣がある方は、甘いものがないと辛いはずです。また、小さなお子さんがいる家庭では、甘いものを食べさせてあげたいと思うのではないでしょうか。

甘いものは、癒し効果も期待できますので、ほっとしたいときには欠かせません。備蓄するにあたり、おすすめできるものとしては、保存期間が長く、栄養価やカロリーが高く、もちろん美味しいものです。さらに、家族全員、子どもから大人まで好きなものが好ましいでしょう。

和菓子が好きな方は、羊羹が非常食として活躍します。子ども向けにはかわいいキャラクターがデザインされているクッキーやビスケットがおすすめです。さらに、チョコレート、キャラメルは夏の暑い時期には保管に注意が必要ですが、カロリーが高く非常食に適しています。これらのほか、保存可能な健康的で甘いものとして、ビタミンも摂れるドライフルーツもおすすめです。

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