また近い将来、南海トラフ巨大地震が発生する可能性も指摘されており、防災に対しての意識も高まりつつありますよね。
そのため各地で様々な防災訓練も行われていますが、実際どんなことを体験しておけば役に立つでしょうか?またみんなはどんな体験イベントに参加してみたいと考えているのかについてアンケートを取ってみました。
【質問】
防災イベントで体験してみたいのはどれですか?
【回答数】
地震体験車:35
非常食の試食会:29
心肺蘇生法:18
消火器的当てゲーム:14
バケツリレー:4″
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】男性 【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49
■調査期間:2017年03月03日~2017年03月17日
■有効回答数:100サンプル
経験したことが無い揺れを体験できる地震体験車!という人が多い
アンケートの結果、最も多かったのは地震体験車でした。
・震度がいくつと言われても、それがどの程度の揺れなのかを実感できないので、体験してみたい。(40代/男性/個人事業主)
・今までに大きな地震を体験したことが無いので、実際にどの程度の揺れなのかを体験してみたいからです。(40代/男性/経営者)
・一番身近に起きる気がするのが地震なので、あらかじめ揺れを体験しておくと、実際の地震の時に冷静に対処できそうな気がする(40代/男性/正社員)
・地震の揺れ具合を体で覚えることにより、不意の事態に遭遇しても混乱せずに済むため。(30代/男性/正社員)
・地震車はなかなか体験できないことだと思うから(40代/男性/正社員)
地震体験車のイベントがあれば参加してみたいという人の場合、実際に大きな地震の揺れを体験したことが無いからという理由が多く見受けられます。確かに経験したことのない大きな揺れに遭遇した時、パニックになってしまえば冷静な対応ができないかもしれませんよね。
また防災イベントといっても必ず地震体験車が来てくれるわけでもないでしょうし、もし地震体験車に乗ってみることが可能なら体験できる時にしておくのもいいのではないでしょうか。
実際に体験してみることで必要な時に役立つイベントがいろいろ!
2番目だったのは非常食の試食会、3番目が心肺蘇生法、4番目が消火器的当てゲーム、そして5番目がバケツリレーという順でした。
・昔と違い、現在は非常食も進化しているので、いろいろ試食したい(40代/男性/個人事業主)
・試食はもちろんですが、作り方も学んでみたい。また、必要な物も知りたい。(30代/男性/無職)
・実際に役に立ちそうだし人命救助にもなるから体験学習してみたいです。(40代/男性/正社員)
・消火器を一度も使ったことがないので、楽しみながら使い方を学びたいから。(20代/男性/学生)
・地域の街中で火災が発生した場合住民全員が一堂になって、協力し合って火災をすぐさま沈下して、一大事になる不祥事を防げるのはとても素晴らしいことだと思います。(20代/男性/パート・アルバイト)
非常食の試食会や消化器的当てゲームなどは実際に試食ができたりゲーム感覚で楽しめたりなど、参加するだけでも楽しめそうですよね。
もちろん実際に非常食を試食してみることで自分に合うものを選ぶ助けになりそうです。一方で緊急時に対処が必要になる心肺蘇生法やバケツリレーなどは、地震体験車と同じく経験しておくと必要になった時にスムーズに行えるのではないでしょうか。”
いざという時に困らないように防災体験イベントも活用を!
今回体験してみたい防災イベントとして地震体験車や非常食の試食会がそれぞれ3割前後の人数で上位を占めました。
しかし心肺蘇生法や消化器的当てゲームなども比較的多く、人によって興味の向く内容もさまざまなようです。ただ災害時の対処法は理屈では分かっていても実際に経験がないと分かりにくいこともあります。イベントとして行われている防災体験は参加するだけでも楽しむことができるという点はメリットですよね。
もちろん実際に役立つ知識を得ることができますし、バケツリレーなどは良いリハーサルにもなるでしょう。いざという時の準備として防災イベントに参加してみると楽しみながら必要なことを学べるのではないでしょうか。
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