災害時には予期せぬことも!地震酔いを経験した人はどれくらい?

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台風や地震など自然災害の多い日本では、日頃から防災意識を高めることが大切です。

防災グッズの準備はもちろんですが、心身の健康の維持方法を考えることも大きな課題ではないでしょうか。その1つに「地震酔い」があります。

ここでは、20~50代男女100人を対象にして、地震酔いの有無に関するアンケート調査を実施しました。
災害時には予期せぬことも!地震酔いを経験した人はどれくらい?

【回答数】
はい:56
いいえ:44

アンケートの結果、地震酔いの経験を持つ人のほうが少し多く、全体の56%を占めることがわかりました。

・揺れてないのに揺れている感覚が消えず、立ちくらみのような不安定な状態でした。(20代/女性/正社員)
・床がロープで吊られている感じで、常に揺れ動いているのに近い感覚でした。(20代/男性/学生)
・船で酔うのと近い感覚でした。細かい地震が長い時間続くとなりました。(40代/男性/正社員)
・短い間でしたが、自分がきちんと立てている/座れているのかが怪しい感じで、なんだか周囲がグワーンと歪んでいる感じがしました。視覚だけがめまいの時のような感じでした。(40代/女性/個人事業主)
・私が住んでいるのは大阪なのですが、東北の震災の時に・・・ゆるやかな長い横揺れを感じ、船酔いのような感覚を覚えました。(40代/女性/パート・アルバイト)

揺れていないのに揺れている、床がロープで吊られているような感覚など、地震酔いには様々な表現があり、立ちくらみやめまい、船酔いのような症状が現れることもわかりました。

地震が断続的に続くときだけでなく、短時間の揺れでも体が反応するケースもあるようです。

また、震源地から遠く離れていても地震酔いをした人がいる点も注目されます。そのため、地震酔いは震源地に近い人だけでなく、誰にでも起こる可能性があるといえそうです。

一方、44%の人は地震酔いの経験がないと答えたことがわかりました。

・長い地震に遭いましたが、「地震酔い」なんてものはないですね。(30代/男性/正社員)
・なし。震度6強を体験したことがありますが、今までそのような経験はないので。(20代/男性/パート・アルバイト)
・地震の経験はありますが、地震酔いの経験はありません。地震酔いという言葉も初めて知りました。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・なし。今まで地震酔いの経験がないので、どんな感覚かわかりません。(20代/女性/無職)
・精神的ダメージはあったが、地震酔いの経験はないので「なし」を選択致します。(30代/女性/パート・アルバイト)

長い地震や震度の大きい地震を経験しても、それによって地震酔いを経験してはいない人もいるようですね。

「地震酔い」という言葉が初耳との声や、どのような症状が出るのか知らないとの意見も寄せられています。精神的ダメージを受けても、地震酔いは経験しなかったという人もいることがわかりました。

地震に遭うと慌てふためいたり動揺したりしますが、必ずしもすべての人が地震酔いするわけではないようですね。

地震酔いなど心身に不調を感じたときは医療機関の受診を!

アンケートの結果、地震酔いを経験した人のほうが少し多く、全体の56%を占めました。

船酔いみたいな症状を感じる人が多いようです。揺れの有無や時間の長短などは関係せず、大きな地震を経験した人でも地震酔いをしたことないという人もいることがわかりました。

地震酔いが起きるかどうかは個々によるのかもしれません。地震などの災害時には心身のケアをする必要が出てきます。

もし、なんらかの不調を感じたときは、速やかに医療機関の受診をおすすめします。
■調査地域:全国
■調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49 50 – 59
■調査期間:2017年07月13日~2017年07月27日
■有効回答数:100サンプル”

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