みなさんは日ごろからどのくらい災害について考えていますか?
もしものときに慌てないために、今から準備できることをチェックしておきましょう!
常時身に付けておくもの
災害はいつ起きるのかわからないために不安が大きくなりますよね。料理しているときや入浴中、就寝中に突然地震が起きるかもしれないし、外出先で被災することだってあるのです。洪水や土砂崩れや地震とそれに伴う火災など災害にはさまざまな不便が生じます。まずは自分の身の安全を確保することが最優先ですが、安全な場所に行きつくまでに必要なもの、避難後にあったらたすかるものを”身に付けておくこと”が大切です。
停電に備えて用意したいのが懐中電灯です。スマートフォンを持っている人は、すでに機能として付いていたり、アプリを使用してライトをともしたりすることができますね。最近は100円ショップでもさまざまなサイズで販売されているので、小さいものならキーチェーンやバックに付けて常に持ち歩けます。
災害時には多くの人が避難場所に集まりますが、そこではマスクが役に立つかもしれません。1枚ずつ小分けにされているものを用意すれば、衛生的で持ち歩きもできて場所を問わず使えます。体力を損なわないために、災害時こそ感染予防は大切なのです。
オフィスに常備しておく避難グッズセット
災害時には交通網が遮断され、仕事中に被災したときはそのままオフィス内に待機することもあるでしょう。自宅に帰れなくても不便しないような避難グッズを用意すると安心です。
セットの中身には、まず日持ちする食料や飲料を入れておきましょう。非常食は水を入れるだけで簡単に作れるアルファ米おにぎりやカレー、ピラフ、缶入りのパンなど豊富な種類があります。
ケガをしたときのために消毒液や包帯やガーゼといった基本的な救急セットも入れておくと便利です。災害発生後は水道が止まることがあり、水洗トイレは使えなくなる可能性があるので、凝固剤付きの非常トイレも備えたいものです。プライバシー保護のために簡易テント付き非常トイレもあるので、オフィス全体として用意するのもよいのではないでしょうか。他には複数人用の炊き出しセットを会社で購入しておけば空腹に備えられます。停電に対応するための懐中電灯や電池、携帯バッテリーもあると便利ですね。
持病の薬がある人はオフィス用避難グッズに仲間入りさせておきましょう。
自宅に常備しておく避難グッズセット
自宅で被災した場合には、自分の大切なものや必要なものを集めやすいと思います。しかし災害が起きるとパニックになって必要なものを瞬時にまとめることが難しいかもしれません。万が一のために自宅に常備しておきたいものは食料と飲料、最近ではとても簡単に作れる非常食が多くありますが、災害時でも調理が必要な場合にはガスコンロもあると便利です。
簡易トイレや食事で使うラップ、手さげビニール袋は赤ちゃんのオムツに代用できるので、小さな子どもがいる家庭では準備するとよいでしょう。ウェットティッシュやポケットティッシュも一緒に添えておきます。冬場では防寒シートやカイロもセットの中に入れて寒さ対策をします。新聞紙も保温性があるので非常時には役立つアイテムになりますよ!応急処置のためのキットや薬も避難グッズには欠かせませんね。自分と家族に関わる連絡先や家族の写真は、時と場合によって必要になるので用意しましょう。もしも安否が不明な状態になったとき、避難先では写真や連絡先は必要不可欠です。そして用意した避難グッズセットはいつでも持ち出せる玄関近くに置いておきましょう。
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