災害発生時に必要なものは?

災害発生時に必要なものは?
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いつどこで起きるか分からない災害。災害に直面したときとっさに心身を守るためには、日ごろからの準備が大切です。災害発生時に必要なグッズをまとめてご紹介します。

食べ物と飲み物は3日分を備蓄しておく

災害発生時に身を守ってから、避難生活の中でまず必要なものは食べ物や飲み物です。

一般的に大地震などの災害が発生してから、本格的な救援活動が始まるまでには3日かかるといわれています。したがって救援物資が手元に届くまでの3日間をしのぐための食べ物や飲み物を意識して用意しておくことが大切です。

備蓄食料のポイントは賞味期限が長いもの、火を通さなくても食べられるもの。災害の規模によってはライフラインの停止もありえるため、調理が不要な缶詰やカンパン、インスタント食品などを複数種類蓄えておくと良いでしょう。

お子さんがいる場合は、チョコレートやビスケットなどのお菓子も入れておくと、避難中の気分転換になり、身体に必要な糖分も補給できます。栄養バランスが心配であれば、不足しがちなビタミンや栄養素をサプリメントで補うという手段もあるため、防災グッズに加えてみてはいかがでしょうか。

また水については、1人あたり1日2リットル~3リットルが必要だと想定しておいてください。したがって「2リットル~3リットル✕家族の人数✕3日分」を備蓄することになりますが、大きなペットボトルより500ミリリットルペットボトルの方が持ち運びやすくおすすめです。

食べ物と飲み物は3日分を備蓄しておく

外部からの情報を得る手段を確保しておく

災害発生後、家族や友人と連絡を取り合ったり、避難情報を取得したりするために必要なものとして、まず携帯電話が挙げられます。

携帯電話をバッテリー切れから守るためには、モバイル充電器を持ち合わせておくと安心です。また正確な災害情報、避難情報を素早く取得するためには、ラジオやテレビが役に立ちます。携帯用の小型ラジオやテレビを用意しておくことと、ラジオであれば自治体局の周波数を知っておくことが大切です。

また自治体によっては、消防署などが運営している災害情報テレホンサービスというものがあります。ラジオやテレビを持っていなくても、テレホンサービスに電話をすれば正しい情報を得られるため、自分の居住地や勤務地でのテレホンサービスの有無を確認し、あれば電話番号を携帯電話へ登録しておくことがおすすめです。また道路で広報車が走る場合もありますので、外の様子にも注意を向けておくと良いでしょう。

外部からの情報を得る手段を確保しておく

準備には市販の防災グッズセットが便利

いざというときにすぐ逃げられるよう、自宅で必要なものをまとめた防災袋を用意しておくことが大切です。
しかしうっかり入れ忘れがあったり、賞味期限切れがあったりしては準備万端とはいきません。そこでおすすめなのが市販の防災グッズセット。

メーカーによりセットの内容は異なりますが、数年単位で品質が保持される水・食料や、小型ライト、携帯トイレやマスクなどの衛生用品、簡易毛布などの防寒グッズ、応急処置が可能な救急箱などがリュックに入れられた状態で販売されているものがメインです。

過去の大震災の被災者が考案したものや、消防士などのプロが考案したものなども販売されており、実用面で信頼できるセットが増えてきています。

1人分のセットから、2人~3人用などあらかじめ複数人用のセットなどもあるため、家族の人数や行動パターンに応じて用意しておくと良いでしょう。

夜間であれば家族全員がそろっているでしょうが、日中は学校や会社へ行っている場合もあります。単に防災グッズをそろえるだけではなく、家にいる人が家族全員分のグッズを持ち出すのか、学校や会社に準備してあるグッズで代用するのかなど、災害発生時の対応をよく相談しておくことも重要です。

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