持ち出し袋がパンパンに!?コンパクトに持ち運べる防災グッズが知りたい!

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必要だと思う防災グッズを詰めていくと、あっという間に持ち出し袋がパンパンになってしまいます。

せっかくの備えも重くかさばるようでは避難に差し支えてしまいます。ここでは、コンパクトに持ち運べる災害時の必須アイテムをお教えします。

折りたためるウォータータンク

何をおいても必要になる水は、ひとりに付き3Lの備えが必要とされています。

水は長期保存のものは高価なので普通のミネラルウォーターを多めに買っておき普段もそこから使い、なくなったら補充するようにしましょう。

地震などが発生した際に自宅にいたのならば揺れがおさまってから浴槽に水をためておくと何かと便利です。
地震後は水が出ていても、しばらくして断水となる場合があります。断水となった場合はまずこの備えておいた水で乗り切ります。

給水車が来るのは落ち着いてからです。給水が始まったならば水をもらいに行きましょう。
大きめのペットボトルなどでも代用できますが、ちょうどタイミングよく空のペットボトルがあるとは限りません。

中がキレイかどうかも分かりません。バケツも同様で掃除用で飲料水を汲むのは衛生面で心配です。また移動のときにこぼれてしまします。
そうした理由から、ひとつは折りたたみ式のウォータータンクを用意しておきましょう。

ポリタンクより場所を取らないので備蓄しておいても邪魔になりません。
容量は欲張らず10Lまでくらいのものにしましょう。そうしないとカートなどがない場合、持ち運びに苦労することになります。

持ち出し袋がパンパンに!?コンパクトに持ち運べる防災グッズが知りたい!

軽くて持ち運びやすいアルミブランケット

災害時には着の身着のまま避難しなければならない場面にも遭遇します。

夏の日差しを直接浴びたり、雪の降る中、外で過ごしたりしなければならないかもしれません。
自宅で過ごすとしても自宅の窓ガラスや壁が破損していれば外気が直接入り込んできます。そして電気やガスが止まってしまえばエアコンも暖房器具も使えません。

人は体温が下がると体力を消耗します。心理的にも心細くなりがちです。雨など降れば濡れた衣服でさらに冷えてしまいます。
災害時は風邪をひいても軽症の患者はなかなか診てもらえなくなります。災害時こそ体調を崩さないために防寒対策が必要です。
そんな時のために必ず用意しておきたいのはアルミブランケットです。

人が包まることができるほど大きいアルミ製のシートですが、畳んでしまえば手のひらにおさまるサイズです。

アルミブランケットには毛布の約5倍から6倍の保温力があり、真冬でも体温の低下を防いでくれます。

裏表を逆にすることで断熱効果も期待できます。また、雨の時にはレインコート代わりにもなる便利なものです。かさばらないので、人数分用意すると良いでしょう。

持ち出し袋がパンパンに!?コンパクトに持ち運べる防災グッズが知りたい!

ラジオと懐中電灯は一体型に

今やライフラインとも言えるスマホやインターネットですが災害後は通信制限がかかり電話もメールも大変つながりにくくなりました。

停電で充電ができなくなることもあり不自由を強いられます。また、災害時はデマも飛び交い混乱が予想されます。

こういった場合には、正確な情報をラジオから得るようにしましょう。避難しながら最新の情報を知ることができます。

給水や支援の情報は地元のコミュニティFMから得られることもありますので各局探してみましょう。
情報源は多いほど良いのでAMとFMに対応しているものがおすすめです。

忘れがちですがイヤホン端子が付いていることもポイントです。避難所などでは仕切りもないオープンな空間です。夜間などはイヤホンで聞きたいものです。
また停電に備えて電源がいらないものの方が安心です。
ソーラータイプ手回し式などがあります。

電池と併用できるものが多いので使い方に応じて選んでください。
単機能のラジオより若干かさばりますが防災必需品の懐中電灯が一体となったラジオにすればいざという時どちらかを忘れることがないので安心です。
LEDのものなど種類や機能もさまざまなので予算内でコンパクトなものを選ぶと良いでしょう。