家族の人数によって必要量は違う!防災グッズの準備

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日本は歴史上の資料でもたくさんの自然災害があったと記載されていて、現代もさまざまな地域で大きな地震や噴火が起こっています。

いつくるか分からない震災に備え防災グッズを準備している家庭は多いといいますが、家族の人数によって何をどのくらい準備しておけば安心なのかは違ってきます。

家族3人の場合の防災グッズの準備とは

まずは人数に関係なくあると助かる防災グッズとして、懐中電灯・携帯ラジオ・簡易トイレ・ホイッスル・ラップ・新聞紙・軍手・救急セットなどがあります。

トイレは避難所にもありますが断水していると流すことができません。
そこでバケツに水を汲んで自分で流す方法をとる所が多いのですが、実際はきちんと流れなかったり詰まってしまったりして、とても衛生的とは言えない状況になってしまいます。

そのため防災グッズの中に簡易トイレを入れておくことをおすすめします。

ラップは意外に感じるかもしれませんが、断水した時にお皿に敷けば洗う必要がなくなりますし、ケガをした時に包帯代わりに使えるので便利です。
これらのグッズは人数に関係なくとりあえずワンセット準備しておけば間に合いますが、食料や飲料水に関しては人数分の準備が必須となります。

近所にスーパーなどがあってもすぐに品切れになってしまう可能性がありますし、万が一、道路が寸断され孤立してしまうなどの事態を考えると、食料や飲料水は最低3日分が必要だといわれています。

飲料水は1人1日3リットル必要といわれているので、3人家族の場合は、2リットルのペットボトルが12~13本必要です。

非常食は水を入れるとご飯ができるアルファ米というお米が1食分ずつ販売されているので、1日に3食食べるとして27食分は準備しておくと安心です。

ほかにも非常食として日常的に備蓄しておくと良いものに缶詰乾パンなどがあります。パンやおかゆの缶詰も販売されているので電気やガスが止まっていてもそのまま食べられます。

家族の人数によって必要量は違う!防災グッズの準備

家族4人の場合の防災グッズの準備とは

家族が4人になると飲料水の量が一気に増えます。
3日分だと考えて2リットルのペットボトル18本分は必要です。

さらに非常食はアルファ米を1日に3食食べると考えると36食分が必要になります。

これだけ多くの水や食料が必要になると保存しておく場所も必要なので、非常食にはアルファ米だけでなく、缶詰なども準備すると良いでしょう。

さらにようかんは簡単にカロリー摂取ができるうえに保存性が高いので、場所をとらずに保存できる非常食としておすすめです。

4人家族の場合小さい子供がいるケースが多いかもしれません。
小さい子どもがいる場合はさらに準備しておいた方が良いものは増えます。小さい子供が数日間乾パンやようかんなどの非常食を食べ続けると飽きてしまい食欲がなくなることがあります。

そこで賞味期限が長めのビスケットやチョコレートなどのおかしも準備したほうが良いでしょう。

また飲料水も水だけでは小さい子は飽きてしまいますし、炊き出しが始まってもジュースが配られることは少ないです。
お店に売られている物も状況によっては売り切れ状態になるので期限が長いペットボトルのジュースも数本準備しておきましょう。

家族の人数によって必要量は違う!防災グッズの準備

家族5人の場合の防災グッズの準備とは

5人分の防災グッズを準備すると飲料水や食料はかなりの量が必要になります。

例えば飲料水の場合1日5人分で15リットル必要になります。
3日分と考えると45リットル必要です。2リットルのペットボトルが22本~23本分になります。

ただ、幼児が2人以上いる場合は幼児2人で大人1人分と考えて良いようです。

防災グッズのセットの場合は5人用というのはなかなか売られていないので、2人用と3人用をひとつずつ準備すると良いでしょう。

また、子ども用として小学生の子どもでも持ち運びが簡単にできる位の重さの防災グッズセットが販売されています。
小学生くらいのお子さんがいる家庭ではそれを子どもの人数分準備するといいでしょう。
いざという時に各自荷物をもって移動することができます。

家族みんなの分の防災グッズを親だけでもって歩くのはとても大変なことなので、このように子ども用を用意するなどして、みんなで分担する方法も考えてみてはいかがでしょうか。