ペットとの被災に備えるべきこと5つ

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災害が起こった時、ペットとどのように避難するか考えたことはありますか?

過去の災害から、ペットと飼い主が離れ離れになってしまう事例がたくさんあるようです。

ペットを置いて一時的に避難し、その後すぐ家に帰ったとしても、ペットが家の外に絶対に出ないという保証はありません。

窓を閉め忘れていたり、リードが噛みちぎられたり首から抜けてしまったり、いろんな要因で脱走してしまうことは考えられます。

また、迷子になったペットが見つかったとしても、負傷していたり、保護の途中に衰弱や死亡してしまったりすることがあります。

道端でペット達が死んでしまっていると、街の環境に問題が出てきたり、誰のペットかなどの判別がつきにくかったりします。

衛生面や復興を少しでも早くするという意味でも、「ペットとの同行避難」は非常に推奨されており、ペットを飼う方の義務といっても過言ではありません。

飼い主・ペット・周りの環境のためにも、ペットとの避難を想定した持ち出し品や備蓄食料などの見直しが必要となります。

この記事では、主にペットを犬と仮定しております。

①健康管理をしておく

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狂犬病予防注射・感染症のワクチン接種・寄生虫の駆除は必ずませておきましょう。

また、普段からこまめなブラッシングや体拭き、シャンプーをしておくことで清潔感を保てます。被災時は、断水している場合や水があったとしても足らない場合が十分に考えられますので、シャンプーなどができないと考えておきましょう。

犬から感染する病気は意外と多いので、普段から清潔にしておくことが大切です。

②迷子札を準備しておく

「うちの子は外には出さないし大丈夫」という方もいるかもしれません。しかし、冒頭でも述べたように、ペットが逃げ出さない保証はありませんし、家自体が倒壊してしまった場合の脱出は容易です。

「この子はうちの子です」という証である迷子札は、ペットが迷子になった際に役に立ちます。

素材

迷子札にも色々ありますが、どのような素材のものがいいのでしょうか?

布製や革製、プラスチック製などがありますが、これらは汚れたり削れてしまって文字が読みづらくなってしまう可能性があります。

最近では、プレートを包むカバー(迷子札ケース)も販売されていますので、それを利用して劣化を防ぐのが良いですね。また、その方法以外ですと金属製のものが一番に適しています。

書いておく情報

「飼い主の名前」と「ペットの名前」は必ず書いておきましょう。また、「連絡先」も必須です。

空きスペースのある場合は、住所も記載しておきましょう。災害時だけではなく、日常で迷子になってしまった場合も連絡先や住所が書いているだけで、見つけてくれた方がすぐに連絡することができます。

③ペット用の防災セットを作る

ペットとの避難に成功しても、エサや水、ケア用品などがなければ衰弱してしまいます。

そうならないためにも、ペット用の防災セットを作っておくことは重要です。

しかし、避難時のために今使用しているものと同じものをもう1つづつ用意するのは手間や時間がかかってしまいますので、100円ショップなどの安価なお店で買い集めることができるものは、そこを利用するのも1つの手です。

ただし、中にはいつもと違う容器やおもちゃでは、食事しなかったり遊ばなかったりする子もいますので、買い付けた後は数回使用し、問題がないか確認しておきましょう。

ペットのために用意しておくもの

ケージやキャリーケース

ご飯、おやつ、水

 災害直後はペット用フードの供給が無かったり、少なかったりします。

 また、供給されたご飯だと食べない可能性もあります。

 試供品などではなく、食べ慣れているものを最低でも5日分を用意しておきましょう。

フードボウル

 ご飯やおやつを食べたり、水を飲むのを快適にしてくれます。

ペット用トイレ袋

 避難生活でも分を放置しないよう、準備しておきましょう。

ペット用ウェットティッシュ

 断水の可能性もありますので、汚れた箇所をいつでも拭けるようにしておきましょう。

ブラシ

 避難所生活などでも、ペットが少しでも清潔に居られることができるにしましょう。

予備のリード

 ちぎれてしまったり、取れてしまった場合に役立ちます。

おもちゃ

 いつもと違う状況にペットも動揺したり怯えたりします。ペットを落ち着かせたり、リラックスさせたりすることができます。

常備薬

 もし常備薬がある場合は、災害などの緊急用に、余分に用意しておきましょう。

ペットの写真

 もし、ペットとはぐれた場合に必要になります。

 全身の写真と顔写真、体の特徴的な部分などを撮影し、用意しておきましょう。

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④しつけをしておく

ペットのしつけはできていますか?

例えば、家族以外の見知らぬ人間や他の人が飼っているペットにに吠える癖があると、避難所生活で他の人やペットに迷惑をかけてしまいますし、飼い主自身も周囲の目を気にして精神的にダメージを受ける場合があります。

注意してもすぐ改善される可能性が少ないので、災害前にしつけることが大切ですし、しつけたことは日常でも活躍します。

また、しつけをすることによってペットとの絆も深めることができます。

吠えグセがあったり、「待て」ができなかったりする場合は、緊急時や今後のために、最低限のしつけをするようにしましょう。

⑤避難ルート・避難所の確認

一例として、「ペットが階段を降りられない場合」は飼い主が抱きかかえる形になりますが、何キロもする防災セットを背負って大型犬を抱きかかえるのは大変ですよね。

もし、近場にスロープなどがある場合は、そちらを使うルートを思い出せるようにインプットしておきましょう。

もちろん、自分の安全確保が第一ですので、災害にあった時に一番いい方法をすぐに思い出せるようにしておくことが大切です。

また、避難所を知っていても、場所や地域によってはペットの受け入れが不可な場合があります。

自宅付近の避難所をチェックして置いて、必ず確認しておきましょう。

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「参考・参照サイト」

ペットと一緒に災害の備え 20170215 ryoumen.pdf

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3431/00240896/20170215%20ryoumen.pdf

お勧めしたい迷子札の使い方

https://wanchan.jp/osusume/detail/3594

備えておくべきペットの防災グッズ【ペットの防災対策特集(4)】 | PETomorrow(ペットゥモロー) ~明日も うちの子、元気~

http://petomorrow.jp/news_dog/18445

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