準備しておきたい缶詰のお菓子!非常食に最適な理由は?

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地震や台風といった災害が起きた時、命をつなぐために欠かすことができないものが食べ物です。

昨今、日本で起きている大規模な災害により非常食の準備の必要性をより強く感じている人は増えています。そのような中、防災グッズなどを扱うコーナーに並ぶ非常食のバリエーションも広がっています。かつては乾燥パンのような主食がメインでしたが、非常食の中に缶詰のお菓子も多く見られるようになりました。

そこで、今注目の非常食、缶詰のお菓子の有用性について解説します。

ラインナップ豊富な缶詰のお菓子

非常食がお腹を満たすためだけのものという時代は終わりました。非常時でもお菓子を楽しむことができ、さらに豊富なラインナップから好みの食べ物を選んで準備しておくことも可能となっているのです。

たとえば普段から食べているような親しみのあるビスケットなどのお菓子が、長期保存可能な状態で防災用として缶に入って売られています。

また、非常時にしょっぱいものが無性に食べたくなったときにはおせんべいもあります。甘いものが食べたいときに重宝するのがキャンディ缶やドロップ缶です。野草エキスなどを含んだのど飴タイプも選べます。もっとお腹に残るものをという人には、ラスクやマフィンの缶詰もあります。

缶詰になっていることのメリット

非常食として準備するお菓子が缶詰に入っていることのメリットとしては、まずは非常食の必須条件、長期保存が可能であるという点を挙げることができます。缶詰のお菓子は、真空状態にして密閉されています。さらに、容器内に残っている菌はしっかりと殺菌されるため、長期間保存してもお菓子の風味や状態を維持したまま食べることができます。

また、保存中に中身が割れにくいというメリットもあります。非常用のバッグにはいざという時に備えて非常食以外にもさまざまな物を詰め込んでいる人がほとんどでしょう。ビスケットやおせんべのような割れやすいものでも、硬い缶に守られていることで他の荷物の圧迫を受けても割れずに保存することが可能です。また、缶に入っていることで無駄のないサイズとなり、携帯性に優れています。

非常食として選ぶならこれ!缶詰お菓子ベスト3

缶詰のお菓子にはさまざまなジャンルのものがあります。そのなかから、おすすめのお菓子を3つご紹介します。

1つ目がロングセラーとなっているお菓子の缶詰です。災害に備えてしっかりと準備をしておいたものの、いざ非常時に食べてみたら味が合わず食がすすまなかった、ということになってしまったら意味がありません。また小さなお子さんの場合、不安から慣れない食べ物を口にしなくなってしまうというケースもあります。慣れ親しんだお菓子を非常時にも食べることができるということは、心に安心感を与えます。

2つ目のおすすめがキャンディやドロップ缶です。避難生活は再び起こるかもしれない災害への不安と日常とは異なった生活空間からストレスや緊張を感じやすくなっています。そのようなときに甘いものを口にするとリラックス効果を得ることが可能です。甘いものには疲れを癒し、緊張を和らげる効果があると言われています。

3つ目のおすすめがマフィンです。シンプルなものからチョコレートやアーモンドが入ったものまで様々なフレーバーがあり、好きなものを用意しておくことができます。スイーツでありながら満腹感を感じられやすい点も魅力です。長期保存の缶詰であるにもかかわらず食感を楽しめる優れものもあり、避難生活の食生活に飽きを感じた時にも良いお菓子となります。

準備しておきたい缶詰のお菓子!非常食に最適な理由は?

缶詰のお菓子を準備するときの注意点

缶詰のお菓子を買う際の注意点として、保存期間を確認しましょう。缶詰のお菓子には日常食べるお菓子に比べて日持ちがするという利点がありますが、お店に長期間置かれている場合、購入後の保存期間は短くなってしまいます。購入する際には必ず保存期間をチェックしておくようにしましょう。

また、何でもむやみにたくさん買い貯めるのはよくありません。緊急時の避難で身動きがとりやすいよう、必要なものだけを絞って購入し、荷造りするようにしましょう。お菓子の種類も様々ありますので、どれをどのくらいそろえた方がいいか見極めましょう。

たとえば1つに複数個入っている飴の缶詰をいくつも買う必要はありませんよね。さらに、開けた後の保存方法についても考慮して準備することも大切です。基本的に、非常食は開封後早めに食べ終える必要があります。容量的に1缶をすぐに食べることができないようであれば、缶詰の中で小分けになっているお菓子を選ぶというのも方法のひとつです。

缶詰にも保存期間がある!定期的な入れ替えが大事

缶詰は長期保存が可能であるため、つい安心して保存したまま放置してしまうという人は少なくありません。

しかし、缶詰にも保存期間があるため、保存期間が迫っているものは入れ替えが必要です。しかし、缶詰の保存期間は商品によって異なります。製造から3年後が期限となるものもあれば、5年もつものもあるのです。このため、定期的に、他の防災グッズとともに、缶詰の保存期間もチェックしましょう。

保存期間が近くなったものは処分せず、おやつとして食べることが可能です。非常時用のお菓子を実際に開けて食べてみることで、どんな味か知ることができたり、開けた後の保存の仕方や、今後どんなものを買えばいいかなどを考えやすくなったりするというメリットを得ることができます。

うっかり保存期間を切らし、ただ処分してしまうのはもったいないですよね。古い缶詰と新しい缶詰の入れ替えが必要かどうかをチェックするタイミングをあらかじめ決めておくと良いでしょう。

準備しておきたい缶詰のお菓子!非常食に最適な理由は?

まとめ

昨今、品質を維持しながら長期保存が可能である缶詰のメリットを活かして作られたお菓子の缶詰が非常食として多く売られるようになりました。

すでに缶詰のお菓子はラインナップが豊富で、さまざまなジャンルのものがあります。自分の好み、それぞれのお菓子のメリットを考慮して、いざというときに役立つお菓子を選ぶようにしましょう。ただし、非常食としての缶詰を選ぶ際には注意も必要です。

購入する際に保存期間を確認したり、保存中も定期的にチェックして必要に応じて入れ替えたり、無駄にならないように気を付けることが大切です。

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